故伊藤正男氏が自動車殿堂入り
2014.11.10
いすゞ自動車元専務取締役故伊藤正男氏が、2014年度の日本自動車殿堂者として選出され、11月10日に表彰式が開催されました。
日本自動車殿堂は、日本における自動車産業・学術・文化などの発展に寄与し、豊かな自動車社会の構築に貢献した方々を対象にし、
優れた業績を讃え、永く後世に伝承してゆくことを目的として、2001年に設立されたものです。この度、故伊藤正男氏は
「 自動車用ディーゼルエンジンの育ての親 」として評価され、いすゞ自動車から３人目の殿堂入りとなりました。
伊藤正男氏は、1933年にいすゞ自動車に入社、直後からディーゼル機関研究委員会の担当者として大きな成果を上げ、これがまさに
日本の自動車用ディーゼルエンジン発展の起点となりました。開発技術者として、世界レベルに追いつき、追い越すため、基礎研究を
基本とし、外部との交流や文献で勉強し、周辺技術の尊重を信条として、時代に合った高い耐久信頼性を有したディーゼルエンジンの
開発・生産でご活躍されました。
この度の、昨年に引き続いての、いすゞ自動車からの殿堂入りは、いすゞの関係者として大変名誉なることで、大変嬉しく思います。
（賀川義雄記）
* 詳しくは下記をご覧ください。
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写真提供：いすゞ広報及び三輪正眼さまより
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