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大雪山の山旅（１） 古林 学
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滝の瀬１３丁（１） |
| 魚止の滝を登り、もうひとつの美しい滝を登るといよいよ滝の瀬 １３丁です。 このような美しい滑が延々と続きます。 |
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滝の瀬１３丁（２） |
| 滝の瀬１３丁の滑の中を、ひたひたと水流を感じて歩くのは実に 良い気分です。 |
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Ｆ４とＦ５の間の滑を登る |
| 滝の瀬１３丁が終わって滝を二つ登ると、再び美しい滑にでまし た。流れの速い滑は、滑って流されぬように縁を登ります。 この後も美しい滝が次々と現れて、遡行の醍醐味を十分に堪能しました。 |
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クワウンナイ川源頭のチングルマと雪渓 |
| ２日間に渡った遡行を終えて、最後の小滝群を登りきると、広い カールにでました。疲れ果てて辿りついた沢の源頭で、雪渓とチングルマなど のお花畑に囲まれたサイトにテントを張り終えた後の憩いは、至福のひと時で した。 |
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化雲岳下の池塘からトムラウシ山（１） |
| ガスの中をトムラウシ山に登った翌日は素晴らしい快晴で、ヒサ ゴ沼から五色ヶ原へと最盛期のお花畑を散策しました。化雲平の湿原から見た トムラウシ山は大きく、大雪の盟主に相応しい威容を誇っていました。 |
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五色ケ原からトムラウシ山 |
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五色ケ原のワタスゲ |
| 五色ヶ原の池塘の畔でゆっくり休んでから、一面に咲くワタスゲ を愛でながら往路を戻りました。 |
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五色ケ原のチングルマ |
| ワタスゲの次にはチングルマの群生が見事でした。 |
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化雲岳下の池塘からトムラウシ山（２） |
| 再び化雲平の湿原に着いて、朝とはまた違ったトムラウシ山の表 情を写し撮ろうと、何度もシャッターを押しました。 |
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ヒサゴ沼を見下ろす |
| 化雲岳からの下りで見えてきたヒサゴ沼の神秘的な水色に魅せら れて、既にザックにしまったカメラをまた取り出して写しました。 |
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ヒサゴ沼の朝焼け |
| 翌朝未明に起きだしてみると、東の空がピンクに染まっていました。 |
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化雲岳への登路からニペソツ山を望む |
| 大雪山最後の朝を迎え、ヒサゴ沼を後に化雲岳に向かうと、東の 雲海の上にニペソツ山やウペペサンケ山などの山並みが浮かび上がってきまし た。 |
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化雲岳頂上からニペソツ山を望む |
| 化雲岳の頂上に立つと、ニペソツ山から遠く日高山脈にまで続く 山並みがくっきりと見えました。 十勝の山々に別れを告げ、長丁場の道を天人峡へと下りました。 |
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