YB会の小さな個展

古林学 の 展示室



ニュージーランドの山旅(2)


古林 学


ニュージーランドの山旅(1)の続きで、後半のミルフォードトラックなどの 写真を紹介します。 これはクリントン川の清流です。









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クリントン川

クイーンズタウンで1日を過ごした後に、ミルフォードトラックを踏破するツ アーに参加してトラック入口のテ・アナウに移動し、船でテ・アナウ湖を渡っ てグレーワーフから初日の宿・グレードハウスまで歩きました。小屋周辺のネ イチャーウォークの後、近くのクリントン川畔に行ってみると、美しいエメラ ルドグリーンの清流に目を見張りました。







クリントン川

2日目はクリントン川に沿って源流域のポンポローナロッジまで長く平坦な トラックを遡ります。しばらくは美しい清流を眺めながら川畔を歩きました。







クリントン川上流の池

途中のクリントンハットで休憩した後、遡行を続けると次第に両岸がそそり立 つ∪字谷になり、しばらくして残雪が残る池にでました。







ポンポローナロッジから見上げた夕照の1782峰

ヒドゥンレイクやプレーリーレイクを通過してようやくポンポローナロッジに 着きました。夕食後にロビーの窓から見上げると1782峰の頂稜部が残照に 輝いていました。







マウンテンデージー

3日目はいよいよ高度差約800mのマッキノンパスを越える日です。ジャン グルのような樹林帯を抜けて、沢山の滝をみながら急坂をジグザグを繰り返し て登っていくとお花畠が広がり、マウンテンデージーなど様々な花が咲いてい ました。







サウスアイランド フォックスグローブ

この花はここで初めて目にしました。







マッキノンパスから北西側の山稜を望む

お花畠を通り過ぎると程なくマッキノンパスに登り着きました。僅かに残雪を 抱いた美しい峰々に囲まれて360度の展望を恣にする実に気持ちの良い峠で す。







マッキノンパスからクリントン渓谷を見下ろす

ここまで歩いてきた深く長い渓谷がかなり先まで見通せました。








マッキノンパスハットから近くの岩峰を望む

マッキノンパスから少し下ったところに建つヒュッテの近くには池塘があり、 岩峰の眺めが秀逸でした。







アーサー渓谷への下り

峠を越えてアーサー渓谷への下りはかなりの急坂で歩き難い道でしたが、鋭鋒 を眺めながらゆっくり下りました。







サザーランド滝

800m余を下りきって今日の宿・クインティンロッジに着き、ザックを置い て近くのサザーランド滝を見に行きました。この滝の落差は540mで世界で 5番目に高い滝です。







サザーランド滝の基部

轟音と水煙はすごい迫力でした。







サザーランド滝下の岩壁

滝下の苔生す岩壁も垂直に切り立って人を寄せ付けぬ迫力がありました。







マイターピークの夕照

4日目は21kmもの長いアーサー渓谷を延々と河口まで下り、船でミルフォ ードサウンドのマイターピークロッジへ渡りました。ミルフォードトラック完 歩を祝うパーティーを終えて外を見ると近くのマイタ―ピークの雪稜が日没間 際の夕陽に赤く染まっていました。







牧場風景

最終日はミルフォードサウンドのクルーズを楽しんでからバスでクイーンズタ ウンに戻りましたが、途中の車窓風景も大いに楽しみました。







一時バスと並走したSL

クイーンズタウンに戻る途中で一時正装したSLがバスと並走し、汽笛を鳴ら してサービスしてくれました。







再びアオラキへ

クイーンズタウンに泊まった翌日、クライストチャーチへ戻るバスが再びアオ ラキに立ち寄ってくれたので、マウントクックをもう一度見納めることができ ました。








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