−  YB会の小さな個展 −


ちとから散歩−その1

長谷川 隆一

実家のお袋に多少のボケが始まり、各週毎に藤沢から千歳烏山の実家に行き3−4日泊まって帰る事を繰り返しています。千歳烏山は、ちとからと呼ばれ、駅前の商店街は活気がある事で有名で、新宿まで14分・170円で行ける便利さもあり、若い人の住みたい町の上位に入っているとか?ともかくアパートを斡旋する不動産屋は多い。さすが、田畑は無くなったが、畑や植木の林?雑木林がある等など緑は豊かだ。今回は駅周辺を散歩してみた。駅の北側に広がる約26の寺が集まった寺町は有名で次回紹介したい。


下山農家の梅の花












肉眼ではよく見えている富士山
この辺り京王線は真っ直ぐ西に走っており、線路沿いでは富士山が見える。






三里塚
甲州街道には、江戸時代は日本橋を基点の1里塚があったが、明治になり新宿を起点とした新1里塚となった。新宿から3里(12km)の烏山には、昔を偲ぶ新3里塚が保存されている。品川県給田村とあり、昔は荏原・豊島を合わせた品川県の一部だった。







烏山駅
周囲が畑の西側への移転、駅の地下化も商店街が反対したので、特急・快速は停まらなくなり、駅周辺の整備は止っており、踏み切りは中々開かない。駅の周りに不動産屋が多い。







烏山商店街
活気があるが、狭い道に溢れる自転車は問題となっている。







若者と年寄の2極化
コーヒー屋には、午前は年寄、午後は若者と特長的。







B級グルメの町
高級料理店はないが、イタリヤ・アジア・ラーメンの店が多い。 7−インド料理も3件あり、赴任時代を思い出している。







寺町案内
商店街外れの石材屋の看板は寺町の案内。







29階建てマンション
高くても5−6階の建物の烏山に29階建てのマンションが出現し、目立っている。 昨年末完成し3ヶ月経つが、億ションでは、まだ半分も売れていない。







屋敷林
29階建てマンションの隣に、下山さんと言う農家が庭を開放(区が管理)している屋敷林がある。







下山白菜
この農家は普通の白菜の3−4倍と大きい下山白菜を作った。食料事情の良い、近年は、需要が減り小さい白菜の方が主流とか。







白菜畑
今でも裏の畑で近所の人がボランティアで手伝って、下山白菜を作り収穫時には白菜鍋にして皆に振舞われるそうだ。







巨大白菜
写真を撮らせてもらったが、1つくれると言うので持ちかえったが、7kgあり、大きさは新聞1面程もあった。味は甘味があり、生サラダで食べるのがベストとの事。







岩崎学生寮
鹿児島の財閥岩崎與八郎が、教育熱心で岩崎学園や九州の学生を中心の学生寮をこの地に作った。広大な雑木林の一部に学生寮がある。但し、この財団も苦しいのかこの雑木林も売りに出すとか?







烏山の花1  サルスベリ
駅南の街路樹は百日紅(サルスベリ)。







烏山の花2  蝋梅
寺町には、梅と蝋梅が多い。






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