二人展その７（コートハンガー）
小平 靖
二人展「その１」でお見せした「しらびそ」ハンガーの大型のもので玄関などに置いてコートや帽子を掛けるのに用います。
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| 写真１：二人展には出品しませんでしたが、作品第１号で現在小生自宅の玄関でコートハンガーとして１０年以上毎日使っているものです。 伸びている枝の本数は９本で小生の知る限りでは最高の本数で、ハンガー全体の高さは１６０センチ程です。
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| 写真２：楕円形の軽量化の孔以外にトランプのマークを彫り込んであります。 枝は根元では水平に張り出していますが、先の方はやはり垂れ下がらざるを得ません。 従って枝の先の方には釘などでストッパーを付ける必要があります。
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| 写真３：水平に張り出した枝が２段有るものでこれだけ綺麗に揃っているものは他には中々見られません。風倒木としての発見が早く、枝が枯れない内に収容し、切り揃えられたのは幸運でした。
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| 写真４：これも２段ものですが、太めの為軽量化に苦労しました。 下段にお地蔵様など彫り込みましたが、針葉樹は素人が削っても地肌が綺麗にならず出来栄え芳しからずという処です。 写真３は柿渋で着色してあり、「しらびそ」本来の地肌ではないのに対し、こちらは自然のままの地肌で「しらびそ」らしく白い肌が残っています。 高さはこれが一番高く１８０センチあります。
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| 写真６：３本一緒に並べてみました。 台座はいずれも同じ地域に育った「落葉松」の輪切りです。 落葉松は成長が早くここにある台座程度の太さのものは手に入り易いのですが、「しらびそ」でこの太さのものは見つかりませんでした。
今度の連休では少々細めでしたが、枝の張り出しが３段連続のものを見付けました。 工作が間に合えば５月末のヴァンテアン展に出品したいと考えております。
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