二人展その９（紀子の作品）
小平 靖・紀子
紀子の絵画以外の「二人展」への出品作品です。 皮細工、草木染、イラスト、版画などですが、
版画以外は花に絡んだ作品が中心です。
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ヴァンテアンテン展で毎度お馴染みのブローチです。 豚革の特殊な鞣し方で透明感のある素材が市販されておりますが、同じ透明感のあるガラス、樹脂に比べて大変軽いのでセーター、ブラウスなどに
付けても垂れないと好評のようです。
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小生宅の庭にある「モクゲンジ」の花で染めたもので、世の中に色々ある草木染めの一種と言えましょう。
「草木染め」でもただ店頭にあるものを手に入れたと言うのでは素っ気ないもので、何処に生えていたか、
どんな珍しい花か、誰が採集したか、誰が染めたか等の因縁が価値を持つのではないでしょうか？
幸い我が家の「モクゲンジ」は平屋の屋根の上に枝を張り出しており屋根の上に散った花を掻き集める事で
大量の花を収集出来ております。
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紀子がヴォランティアで参加している幼児教育（３歳位、同時に母親教育も必要なようで？）に使うマークの一種ですが、漫画的になってはダメ、実物に近く而も一目で判るようにと注文が少々うるさいマークです。 幼児が
見たこともないのもダメとなると都会育ちの子供に判るようなものは限られるようです。
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１９６５年結婚以来、毎年紀子が干支の玩具をベースにデザインし、小生が彫り、二人で刷った年賀状を出してきました。 ４０枚以上なりましたが、ここにはその中から少しは見られるものを２５枚掲げました。
左上が１９６６年版ですが、長女が生まれた年で干支とは無関係の図柄となりました。 年内に刷り、年明けに返事を
出したりしていると残りが無くなり、今回の展示には友人が取って置いてくれたものが役立ちました。
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あとがき
これにて「二人展」への出品作品の紹介を終らせて頂きます。 二人展へ御来場頂いた方には厚く御礼申し上げます。 会場では
時間が十分に無く細かい「こだわり」など説明しきれなかったかと思われますが、この「展示室」に掲載して頂き補足出来たのでは
ないかと思っております。
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