ＹＢ会の小さな個展

小平　靖 の　展示室



印架



小平　靖



　篆刻の作品の完成後に必要なものとして、「印」の印面の保護の為に「袴」、印そのものの保存の為に「印箱」、或いは机の上での保管或いは「印」の「鈕」を鑑賞するための台に「印架」などが有ります。
これらは他の文房具の保存、保管の道具類と同様に昔から色々工夫が為されて来ました。 今回は小生が工夫した「印架」をご紹介します。
小生が作った「印架」は依頼されて彫った印を、依頼した方がご自身の机の上に置いて常時使うことが出来るようにと考えたものです。
　 「印」は机の引き出しの奥に仕舞ってしまうと使うときに出してくると言う事が面倒で、だんだん使われなくなってしまうという傾向があります。　 それを避けたいと願って工夫したものです。　効果が有るかどうかは未だ判りませんが・・・









（１）「雅」　（字体は金文、小篆、印篆の３種）







（２）「汀艸」　（字体は金文、小篆、印篆の３種）







（３）「量翆」　（字体は金文、小篆、印篆の３種）







（４）「桂艸」　（字体は金文、小篆、印篆の３種）







（５）「高尾山健康登山」









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