−ＹＢ会の小さな個展　−




２羽のカワセミ（２題）


中尾正見


　カワセミが２羽一緒に並んでいるところにはめったに出会えません。今年は春と秋に２回も出会うことができました。
　１度目は春で、雛が巣立ったばかりのカワセミ親子です。一緒に現場にいた常連さんの話では前日は３羽の子供と一緒にいたとの話でした。巣立ってから親が子供に餌を与えるのはせいぜい３日くらいだそうです。子供の自立を早くさせるためです。
　２度目の出会いは秋の強風の時でした。強風では風から身を守るため風を避けて芦原の下の方で動かなかったのです。風が少しおさまっても水面にさざ波が立っているときはカワセミも水中の小魚を見つけることができないので動けません。じっと風が収まるのを待っているだけです。こちらも同じような写真ばかり撮ったのでカワセミはまだいたのですが退散しました。カワセミにいつもで会えるとは限りませんが、こんな時もあるのです。 ご笑覧ください。













給餌　・・・　巣立ったばかりのカワセミの親子（2010.5）



餌の小魚を運んできた親鳥

















































なかなか餌を与えません。







































まだ餌をもらえません。









再び親鳥が餌を運んできました。　草陰に隠れていた子供が出てきました。







































やっと<餌をもらえたようです






風から避難　・・・　強風を避けて芦原に避難しているカワセミ（2010.9）





























































































2羽の重さで葦の茎がたわんで尾羽が見ずに浸かっている






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