YB会の小さな個展


Planes of Fame Airshow



織田 紀彦



Los Angeles Airportの東50マイルにChino(チノ) Airportがあります。そこを本拠とするPLANES OF FAMEという博物館は、多くの第二次大戦の軍用機をリストアして飛行可能な状態に維持していることで有名です。米軍機が大大半を占めていますが、世界で唯一のほぼ原型のままの零戦52型(A6M5)がそのなかにあります。
この機体は、栄21型エンジン(中島製)にアメリカ製のキャブレターがつき、主翼や中央胴体には大掛かりな修理がほどこされたなどの変更はありますが、貴重な存在です。 最近は、エンジン出力を60%程度に抑え、水平周回飛行のみ、さらに飛行時間も短くして公開しているようです。 過去2回、日本で公開飛行を行っています。
ここの毎年恒例のエアショウが、今年は5月15、16日に行われました。零戦が元気なうちに写真を撮っておこうと思い立って、出かけてみました。 各地から数多くの飛行機が集まっていましたが、その一部をご覧ください。









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Boeing F/A−18E Super Hornet。F/A−18 Hornetより一回り大きい。2002年に配備開始。











10機近く集まったNorth American P−51 Mustang。何処へ行っても飛んでいるといえるほど多い機体。











背面飛行のP−51の遥か上空をAirbus機が通り過ぎてゆく。











MIG−15を追い掛け回す(?)North American F−86 Sabre。意図して、ぶれた写真を選びました。











大迎角で上昇するLockheed Martin F−16 Fighting Falcon。











F−16。虹色の帯は、右上からレンズに入った太陽光のいたずら。











F−16が低速で、Lockheed P−38 Lightning、P−51と編隊飛行。











Lockheed 10A Electra。1940年頃の旅客機。











Northrop N−9MB。同社の無尾翼機の研究開発は有名で、この機体はYB−35爆撃機(4発)開発のために造られ、1942年に初飛行した。縮尺1/3。現在のステレス爆撃機Northrop Grumman B−2 Spiritの先祖。











Boeing B−17 Flying Fortressの離陸。現在、アメリカでは15機くらいが飛行可能といわれる。











2機のP−51の主翼の間から現れた零戦。












































Douglas SBD Dauntlessを追い詰める(?)。











ファイナルアプローチ。前景のプロペラは、Curtiss P−40のもの。







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