−ＹＢ会の小さな個展　−



パソコン版画の遊び


中尾正見


東郷青児の絵を使ってパソコン上でレイヤー（版）に分けて遊んでみました。
カラーバランス Ｒ(赤)-Ｇ(緑)-Ｂ(青）を使って色の遊びです。
画面最下段の作品完成までの製作過程を紹介します。
　 絵画ソフト（ツール）は Photoshop を使っています。
レイヤー機能のある他のソフトでも作成可能です。









キーボードの[F11]キーを押すと全画面表示になり、見やすくなります。戻るときも[F11]を押して下さい。



元絵は東郷青児の絵です　（原画と色などは異なっています）










@　上の絵にレイヤーを重ねて人物の輪郭を描きました

背景白色
背景透明

* 以下の説明ではレイヤーの白色の部分は全て無色透明であると理解してください





A　別のレイヤーに肌の部分を抽出し　@に重ねました






B　別のレイヤーに着衣を抽出し　@に重ねました






C　上図のレイヤー@ABを重ねました






D　別のレイヤーに単純化した背景を新しく描きました






E　背景Dの上に絵Cを重ねると私流復元出来あがりです






F　別のレイヤーで背景を赤色にしてみました






G　別のレイヤーで着衣を赤色にしてみました






H　赤色の着衣と赤色の背景を重ねました






３色の着衣






３色の着衣と３色の背景








完成品

RGB ３変化

３枚（３色)の画像を残像を残しながらランダムに表示しています (Flash画像ではありません）










井ノ口芳子様の作品を使わせていただき同じ手法で作成してみました　→　パソコン版画の実験





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